2023.08.09

第13回 働く人の意識調査(日本生産性本部)

第13回 働く人の意識調査(日本生産性本部)の結果が公表されました。


<調査結果のポイント>

1. 現況:景況感は改善、感染不安は70代以上を除く全世代で減少に転じる
・現在の景気について、「悪い」「やや悪い」の合計が前回1月調査の76.1%から54.6% へと減少。今後の景気見通しも、「悪くなる」「やや悪くなる」の合計が前回の50.6%から39.1%に減少。特に「悪くなる」は27.5%から18.6%に減少している。
・自身が新型コロナに感染する不安については、「かなり不安を感じている」(11.2%)、「やや不安を感じている」(39.7%)と、ともに調査開始以来最小を記録。年代別では、70代以上を除く全世代で調査開始以来最小となり、70代以上は2022年10月調査とほぼ同程度。

2. 働く人の意識の変化:雇用不安を「感じない」が5割超、勤め先への信頼は改善
・自身の雇用について、「全く不安は感じない」「どちらかと言えば不安は感じない」合わせて53.2%が「不安は感じない」と回答。7回連続して「不安は感じない」が5割を上回った。
・勤め先への信頼の程度は、「信頼している」(「信頼している」「まずまず信頼している」の合計)が57.8%と、減少傾向から反転。
・キャリアプランの有無について、「大まかなキャリアプランを思い描いている」は29.4%(2022年1月)から23.0%に減少、「特に考えていない」は66.1%から72.1%に増加。

3. 働き方の変化:テレワーク実施率は15.5%と過去最低、大企業の実施率が低下
・テレワークの実施率は前回の16.8%から15.5%に減少し、過去最低。従業員規模別では、1,001名以上の勤め先で前回34.0%から22.7%に減少し、全体の実施率低下に寄与。
・テレワーカーの週当たり出勤日数は「0日」が25.4%から14.1%へと減少。
・自宅での勤務で「効率が上がった」「やや上がった」と回答した割合は前回の66.7%から71.6%に増加し、過去最高。また、自宅での勤務に「満足している」「どちらかと言えば満足している」の合計は86.6%と過去最高となった前回1月調査(87.4%)から微減。
・今後もテレワークを行いたいかについて、「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」の合計は、前回1月調査の84.9%から86.4%へと増加。


詳細はこちらをご覧ください。


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